指導方針

教室の理念「誠道」
真心をもって剣道の稽古に一所懸命に取り組むこと。五小教室の創立者である故福田俊士範士のお言葉です。


指導方針
クラス別 指導方針
師範
福田進 先生
1.教室の剣道理念
五小教室の剣道の理念は「誠道」です。「誠道」とは、相手を敬い、真心を持って剣道修行を行い、対価を求めない純真な心です。私は、剣道修行で常に「誠道」を心の支えにし、これからも修行して行こうと思っています。
2.自身の剣道修行の考え方
まず基本をしっかり身につけそれから系統立てて深めて行く様に心がけています。それは最初から高度の技を求めても達成できないからです。何事も一つの事を極めようとするならばまず土台となる基本をしっかり身につける事が大切と常に心掛けています。その上で一つ一つ積み上げて行く努力を重ねて、初めてその目標が達成できると思っています。剣道修行は、努力を惜しんで手抜きをしても、途中を省いて先へ進んでみても、良い結果を得る事は出来ないと思っています。つまり修行には、近道はないと常に思い毎回の稽古に臨んでいます(百錬自得)。
3.指導者としての剣道修行の考え方
指導者としての剣道修行は、旧海軍司令長官山本五十六の言葉を常に心に留め指導にあたっています。その言葉は「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじ」です。指導する立場にある人が常に心に留めていなければならない言葉だと思います。
「やってみせ」: 指導する人が手本を示す事です。
「言って聞かせて」: 技を指導する時は、論理的に説明する様に常に心掛ける必要があります。論理的な説明がないと相手(習う人)は、なぜその様に面を打たなければならないか分かりませんのでなかなか上達しません。技を論理的に教える事はとても大切と思います。
「させてみて」: させてみる事は、剣道修行ではとても大切な事です。何十回、何百回も同じ事を繰り返す事が技を習得する基本です。
「ほめてやる」: 何十回も技を「させてみて」上達したら上達の度合いによって「ほめてやる」事です。人はほめられると上達します。