ごあいさつ
令和7年度から教室長を仰せつかりました小林と申します。先人達が脈々と築き上げてきた伝統の重さに、身の引き締まる思いですが、恩返しのつもりで教室を盛り上げていきたいと思います。以下、教室運営に当たっての私の心構えをお示しします。会員、父母会の皆様と共有していけたら幸いです。
1 剣道の精進
剣道教室ですから、その生命線は、剣道が上達すること、心身を鍛えることにあります。強くなり、試合で勝つことは、純粋に嬉しいものです。福田進、良実両師範の指導に基づき、また、五小剣道教室の理念である「誠道」を胸に、誠実に剣道に向き合い、真心をもって指導に取り組みます。
2 父母会との連携
父母会には、稽古場所の確保、イベントの企画、試合のお手伝いなど、多大なご協力を頂いています。また、父母会が元気で明るいと、生徒達にも伝播します。父母会に感謝し、支え、連携していきます。
3 新会員の獲得
少子化や習い事の多様化が進んだ昨今、会員を確保するには努力と工夫が必要となります。会員が多ければ稽古が盛り上がり、仲間との交流があり、切磋琢磨が生まれます。剣道には、凛々しい、格好いいという、人を惹きつける魅力が、今昔問わずあるものと思います。父母会のご協力も頂きながら、会員確保に努めます。
4 若手指導員が活躍する機会の確保
後継者のいない組織が衰退するのは自明の理です。若者には、荒削りなれど、旺盛な生命力や若者らしい大胆な発想があります。任されることで達成感を感じ、また、自身の精進の糧ともなります。若い指導者が活躍する機会を広げていきます。
5 負担の分かち合い
教室の運営は、父母会も含め、完全無償のボランティアです。一部特定の方に負担が集中すると、必ず歪みが生じ、継続が難しくなります。会員、父母会の皆様のご理解、ご協力をいただき、負担を分かち合っていきます。
会員以外で、このページをご覧になっている、剣道に興味をお持ちの方、ブランクがあって剣道を再開したいと思っている方。五小剣道教室は、真剣に剣道を学び合うと共に、各種イベントも企画するなど、仲良く、楽しく、家族のような教室であると自負しております。是非一度、見学にいらしてください。
<プロフィール>
父の勧めで、当時住んでいた川崎市登戸の小さな道場で6歳から剣道を始める。以来、縁を切ることなく続けており、五小剣道教室には平成22年に入会、3人の息子と共にお世話になってきた。自分が強くなって試合で勝つことも楽しいですが、最近は、試行錯誤して指導してきた教え子達が、あるとき劇的に成長する瞬間に居合わせることに、この上ない喜びを感じている。昭和46年生まれ、六段。
小平市剣道連盟五小剣道教室
教室長 小林 孝幸
