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「剣道日本」(3月号)記事をご紹介します。指導員の「子供たち(特に小学生)とその親との接し方」に参考になります。
(以下、記事のポイント)
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「あすなろ剣道教室」(福岡県) 道場創設7年目で会員数150人に!
代表の湯口氏曰く、「会員はやり方次第でまだまだ増やせる」。
(子供について)
・今の子供は塾や習い事で忙しい。週1回のコースも設定した(やりたい子は週10回できる)。
・勝利至上主義にぶれた時期もあるが、それでは上位20%の子供しか残らない。
・ほめて育てる。できなった事ができるようになった事に注目する。試合に強い子と比べない。
(親について)
・剣道経験者でない親は、「剣道(指導者)は厳しい」、「敷居が高い」と感じている。
・「この人(指導者)に自分の子を預けられるか」という不安に応えてあげる必要がある。
・稽古場の掃除など指導者がやり、親の負担を求めない。自主的に手伝いたいという親には協力を求める。
などです。
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小学生の子供の場合、習い事の選択、継続においては、親の意向や判断が非常に大きいと思います。小学生の親ですから年齢は30代後半あたりでしょうか。会社にいる30代の世代のメンタリティを考えてみてください。
今は選択できる時代です。剣道経験のない親が剣道を選ぶというのは、奇跡的かもしれません。あすなろの湯口代表は、道場開設した時に、20万枚くらいのチラシを配ったそうです。それで体験に来た人はたったの1人!チラシに効果がない、ということではありません。チラシだけでは判断しないのです。現在150人に拡大したということは、間違いなく「口コミ」の効果です。会員の親からの口コミ、会員にはならなかったものの見学した親からの口コミなどが最大の呼び水になっているのでしょう。
親御さんへの接し方に何かヒントは得られたでしょうか?指導員会議で「クラス別の父母会との交流推進」が決まりました。小学生を受け持つ「初級」、「中級」クラスの先生方は、いきなり父母と話し合う前に、指導員同士方針を決めてから対話を始められることをお願いしたいと思います。
よろしくお願いいたします。
藤井
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